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Dr.muse

Author:Dr.muse
ミューズ矯正歯科
112-0013
東京都文京区音羽2-11-19-3F
03-3944-5020
有楽町線護国寺駅近くの歯科医院です。歯並びの治療やホワイトニングをあつかっております。
日々の診療で感じたことや歯科の新しい情報、音羽の街の様子などを綴っていきたいと思います。


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ハーフリンガル

最近当院では「ハーフリンガル」で治療をしたいというご希望の方が増えているように思います。
リンガルというのは矯正器具(ブラケット装置)を歯の表側ではなく裏側(リンガル=舌側)につけて治療をする方法です。「ハーフ」というと半分リンガルということになりますが、通常は上だけリンガルにして下は表側に器具をつけることをさします。

リンガルブラケットによる矯正治療のメリットは、なんと言っても「見えないこと」ですが、表側ブラケットによる治療に比べていくつか欠点があり、それをカバーするのが「ハーフリンガル」というわけです。

1)リンガル矯正は表側の装置に比べて治療費が高い。
一般的に総額で1.5倍ほど違うと思いますが、ハーフリンガルであればその中間くらいの値段設定でしょう。当院であればフルリンガルに比べてハーフリンガルの方が15万円お安くなっています。

2)しゃべりにくさがずっと少ない。
リンガル矯正では個人差がありますが、話しにくい・舌のあたる違和感があることがあります。下の器具のほうが違和感につながりやすいので、下だけ表側にするとしゃべりにくさは半分以下になると思います。

3)治療がスムーズに進みやすい。
専門的な話になりますが、リンガル矯正の欠点として、特に抜歯ケースでは歯が傾斜移動しやすいことが挙げられると思います。最新の装置ではそれをカバーするようなデザインになっていますが、下顎は上顎に比べて骨が硬かったりカーブが強かったりするため、それでも傾斜がおきやすいように思います。ですので、下だけでも表側にした方が、治療が早く終わるケースも多いのではないかと思います。

4)下の装置は表でもほとんど見えない。
表に器具を付けて見えたらどうしよう、と心配される方もありますが、大抵の方は口を開けても下の前歯は上の部分しか見えませんので、装置は下唇に隠れます。中には、笑ったときに見える人もあるかもしれませんが、そういう場合には鏡を見てスマイルの練習をすることをお勧めします。口角を上げて笑えるようになれば、装置も見えないし笑顔も素敵になるので一石二鳥ですね。
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当院では筋機能療法に取り組んでいます。

口腔筋機能療法の研修と学会に参加しました。

筋機能療法(略してMFT)とは、口唇や舌、咀嚼筋など、歯並びの周りの機能を正しくすることで、不正咬合を直したり矯正治療後の歯並びを安定に役立つので、矯正歯科の臨床の場で行われています。

9月下旬のジックフーズ先生のセミナーには、当院歯科衛生士の吉野さんに参加してもらいました。私もアドバンスコースのみ参加しました。私がベーシックコースに参加したのは約30年前のことです。当時は矯正歯科の専門家の中でも、MFTの有効性について疑問視する人があり行っていない先生も多かったですが、現在はその重要性について矯正歯科医院のほとんどが認識していると思います。
全国から多くの参加者がありました。



そして本日行われた筋機能療法学会には、当院の歯科衛生士全員と私で参加しました。患者さんに効果的に取り組んでもらえるよう、多くのヒントをもらってきました。

口唇を閉じ、よく噛み、鼻で呼吸をすることが目標ですが、これは歯並びだけでなく、全身の健康にもとても役に立つことです。
当院ではMFTルームを用意して、必要と思われる患者さんには毎回指導を行っています。

筋機能療法でどのような効果があるかですが、特に、開咬といって奥歯で咬んだ時に前歯が開いている歯並びに有効です。当院の患者さんの例を紹介します。

治療前の写真
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治療後の写真(MFTを行い、トレーナーという簡単な取外しのできる装置を夜間はめてもらいました。)
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インビザラインのセミナーに参加してきました

先日「インビザライン」のステップアップ・セミナーに参加してきました。

インビザラインというのは、いわゆるマウスピース矯正の一種です。
マウスピース矯正というのは、取り外しのできる透明で薄いマウスピースを歯列にはめて少しずつ歯を動かしていくもので、食事の時と歯磨きの時は外しますが、一日のほとんどはめている必要があります。
マウスピース矯正の利点としては、目立たない、取り外せるので食事や歯磨きがしやすい、痛みが少ない、ホワイトニングと併用できる。欠点としては、しっかりと毎日使う必要があり(インビザラインで20時間、クリアアライナーで17時間)、十分な時間使用しないと歯が予定通り動かないことです。まじめな性格でないと向かないかもしれませんね。

インビザラインの特徴は、治療の初めに精密な印象採得(型取り)をして、それを元にコンピューターで治療のゴールまでコマ送りのような何十段階もの装置を始めに一度に作ってしまうことです。
インビザラインが誕生したのが1997年、日本に上陸したのが2006年です。私はクリアアライナーは10年ほど前から使っていましたが、インビザラインについてはちょっと躊躇していましたが、きちんとした診断と対応をすれば優れた治療方法と納得し2年前から扱っています。
インビザラインは世界的にユーザーが多く、データーが集められるので、年々機能的に改良され、材料も最近新しくなってより痛くなく歯を動かせるようになりました。今回のセミナーでは、追加された機能の紹介がメインでした。さらに適応範囲が広がると思います。インビザラインは、マウスピース矯正の中でも予知性の高い治療方法なのではないかと思います。抜歯ケースでも適応できることもありそうです。

しかしながら、インビザラインは万能ではありません。上手くいかないケースもあると思います。大事なことは、インビザライン関係なくきちんと診断をし治療計画を立てること(抜歯をどうするか、どう歯を動かすか)、インビザラインで直せるかどうかの判断、うまくいかなかったときどうリカバリーするかではないかと思います。ですので、矯正歯科の専門医院でインビザラインの治療を受けられることをお勧めします。
また、インビザラインとクリアアライナーでは、製造方法、使用時間、価格、デザインなどの違いから、それぞれ得意・不得意、利点・欠点があります。例えば、ほんのちょっとだけ歯を動かしたいのであれば、費用が安くて早く装置ができるクリアアライナーの方がよいと私は考えています。当院では両方扱っており、ケースに応じて相応しい方をご提案しています。

インビザラインのセミナーに参加してきました

当院では7年ほど前からマウスピース矯正(=透明の取り外しのできる装置で歯を動かす治療法)を行っていました。このスタイルの治療法にはいろいろなシステムがあって、それぞれ一長一短と思っていました。現在当院で行っているマウスピース矯正は「アソアライナー」というシステムです。ステップごとに型を取って模型上で歯を動かし装置を作製するのが特徴で、それが利点でも欠点でもあります。
インビザラインは、最初に1回精密な型を取り、コンピューター上で治療計画を立てて、最終段階までの装置をすべて作製してしまいます。装置の制作費用が高額なのと、最初に最後まで装置を作ってしまうので、何かあった時(虫歯を治療したとか、装置をあまり使わなかったとか)合わなくなってしまうかもしれないのが短所ですが、7年前にどうしようか迷った頃に比べずいぶん治療法が進歩してきていて、私が疑問に思っていたことも納得できたので、当院でもインビザラインを導入することにしました。
利点は、治療を計画的に進めることができること、より精密な歯の移動ができること、アタッチメントや固定式器具の併用等により複雑な治療にも応用できることではないかと思います。

当院には管楽器を演奏される方が来院され、これまでもアソアライナーを用いた治療をしてきましたが、マウスピース治療の範囲が広がって、さらに多くの方が「演奏に支障なく」歯の移動が可能になるはずです。取り外しができる器具なら・・・という方はぜひご相談ください。

ケースによってはアソアライナーの方が適していることもあります。ごく軽度の歯の移動であれば、アソアライナーの方が早期に安価で治療をすることができます。

写真はお昼に出たお弁当です。ごめんなさい~毎度ご飯ばかり写していて。お弁当は温かくて思いのほか美味しかったです、ご馳走様でした。

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2Dリンガルブラケット

本日は以前から興味のあった2Dリンガルブラケットのセミナーに行ってきました。
この機会を逃すとまたしばらく使えないので、このところ休みがないのですが頑張って参加してきました。

通常の矯正装置は溝の断面が長方形で、そこに断面が長方形のワイヤーを入れることによって3次元的に歯をコントロールするのですが、この2Dリンガルはワイヤーを納める部分が丸くなっていて、文字通り2次元的に力がかかるようになっています。メリットとしてはワイヤーの摩擦が少ないので歯が早く動くことと、装置がシンプルで小さくて薄く結紮が要らないので違和感が非常に少ないことです。ワイヤーを2本使って3次元的なコントロールも出来るようです。

講師のイタリア人の先生は、いろいろな工夫をして通常の複雑な症例でも、この2Dリンガルで治療したケースを紹介していましたが、基本的には複雑なケースはセットアップして精密に作る装置(当院ではインコグニト)を使用して、2Dリンガルは部分的な治療や簡単なケースに活用すると良いでしょう。

さっそく装置を注文しましたので、当院でも選択肢の一つにしていきます。
ちょっとの凹凸を直したいときなど、通常のリンガルブラケットによる治療より安く短期間で治療できると思います。
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